キャッシュバッカーってサクラとは違うの?
出会い系サイトは、サクラばかりではなく、裏風俗業者など、さまざまな悪意を持った人間や業者などが蔓延っています。
優良サイトと言われるところでも、こういった目的の人間が完全に存在しないサイトはありません。
その中でも厄介な存在と言われているのが、キャッシュバッカーの存在です。ここでは、キャッシュバッカーについて紹介しましょう。
キャッシュバッカーとは?
キャッシュバッカーは、CBとも略され、出会い系サイトにおいて、男性とのやり取りを行うと、サイト側からもらえるポイントを稼ぐためだけに出会い系サイトを利用している女性です。
サイトによっても違っているのですが、ポイントが現金化出来たり、商品と交換出来たりするため、軽いお小遣い稼ぎ目的で始める人が多いのです。
キャッシュバッカーは決して出会いのためにおこなっているわけではなく、基本的には、会う意志はサラサラありません。
どんな人がCBになるのか?
キャッシュバッカーになる人は、楽をしてお金を手にしたり、何かしらの商品、景品が欲しいという人です。
自分の目的のためには、相手を騙しても心が傷まない人。
お金があまりない学生や、なかなか仕事が出来ない主婦。他にも、本業は持っているものの、自由に使えるお小遣いが欲しいOLや、副業を禁止されている公務員などが多いと言われています。
キャッシュバッカーの手口とは?
サクラならば、ある程度にお決まりのパターンというものがあるので、対策も立てやすいですが、それが通用しないのが出会い系サイトに蔓延るキャッシュバッカーです。
キャッシュバッカーがサクラよりも厄介と言われている所以は、こういったことがあるからです。ここで、キャッシュバッカーの手口などを紹介していきましょう。
ひどい場合にはウン十万
キャッシュバッカーを個人レベルのサクラと侮ってはいけません。ポイント稼ぎが上手なCBに当たると、その被害額はウン十万なんてことにもなりかねません。
実際にCB被害を報告しているコンテンツなどでは、CBにのめり込んでしまい、10万円以上使っても会えずに終わったなんて方もいらっしゃいます。
決して、CBを舐めないようにしましょう。
キャッシュバッカーの手口
キャッシュバッカーはサクラとは違い、自分からアプローチするパターンは少なく、掲示板などに書き込みをして、男性ユーザーのアクションを待ちます。
基本的には、割り切りやセフレ募集といった目的である書き込みをしていて、メールをするととても短文なメールが返ってきます。
とにかくポイントが稼ぎたいため、一回のメールが非常に短く、1メールにつき、質問1つ。質問に対しての答えが1つといった内容が多いので、注意しましょう。
キャッシュバッカーの見抜き方
キャッシュバッカーを見抜くにはどうしたらいいのでしょうか。また、その方法はあるのでしょうか。
文章の長さとメール頻度に注目
キャッシュバッカーは、基本的にメールを受信しないと目的が果たせません。
ですから、メールの文章は短く、1つのメールに聞きたい質問を詰めることが出来る場合でも、それをしません。
更に、メールの頻度はとても多いです。
復数質問をしても、何だかんだとはぐらかしながら答えを引き延ばすのもキャッシュバッカー特有のアクションですから、それで見抜くことが出来ます。
4種類の釣りアクション
普通の文章を送っても、出会い系サイトの男性は返信をくれません。返信にはお金が掛かるので、当然といえば当然。
そこでCBは4種類の釣りテクニックを使って返信を引き出そうとします。アポ釣り、エロ釣り、援交釣り、煽り釣りの4つ。
アポ釣りは、すぐに会えるようなニュアンスのメール。エロ釣りは、文字通り、エッチな内容やエッチなプロフ写真などで男性の性欲を刺激する方法。
援交釣りは、もはや言うまでもないでしょう。最後の煽り釣りですが、相手を敢えて怒らせるようなメールを立て続けに送ることで、怒りを爆発させ、文句を言わずにはいられないという状態にして、メールでの喧嘩をするといった方法です。
キャッシュバッカーは事前対策しか立てられない
このような厄介な被害を与えるキャッシュバッカーに対して、事前対策をおこなうことは出来るのでしょうか。
また、キャッシュバッカーに騙された場合には、どういった対策を取ればいいのでしょうか。
とりあえず連絡先交換を申し出る
とりあえず連絡先の交換をしようと持ちかけましょう。近年では、フリーメールはもちろん、無料通話アプリも普及しており、本当のプライベートアドレスを交換しなくても、連絡先を交換する手段は沢山存在しています。
だからこそ、連絡先の交換を申し出ても、OKしてくれる人が実際には多い。
そんな状況であるにも関わらず、抵抗があるといってくる人なら、CBと確定し、それ以降は連絡をしないのがベストな対策です。
事後対策はほぼなし
「最初は会うつもりだった…」と言われてしまえば、男女の出会いの場の話ですから、警察が介入することが出来ませんし、言い逃れがいくらでも出来てしまいます。
ですから、キャッシュバッカーに騙されたお金を取り返すことは出来ません。事前対策をしっかりと行い、目の前の誘惑に負けないようにすることこそ、何よりの対策なのです。
これは弁護士などに相談しても、お金と時間の無駄ですから、いい勉強になったと自覚し、二度と騙されないように心がけましょう。